上海金瑞学校との交流~7月9日、10日

経緯

上海金瑞学校の程校長と劉副校長は5年前に松川町にお出でいただいた方々です。それは二人が深圳明徳実験学校にお勤めのときでした。その後それぞれ別の学校に異動しましたが、今年になって再び上海金瑞学校で一緒になりました。

イギリスへの留学経験のある劉先生は、その豊かな経験をもとに、深圳、蘇州など行く先々の学校で、日本をはじめ海外との教育交流を積極的に進めています。そんな彼の提案があって、この4月、上海金瑞学校と松川中央小学校との間で友好交流の覚書が結ばれました。

上海金瑞学校について

世界と対話し未来をつなぐ」を学校理念として、2022年に開校した小中高12年の一貫校です。また寄宿制をとり、遠くからの子どもたちも受け入れられるようにしています。上海という場所にある私学ということもあり、問題解決能力とともに異文化理解能力の育成に力を入れ、「異なる思考方式や文化の間を自由に行き来できる」ことを目指しています。

そのために、海外の学校との交流はもちろんですが、英語の指導に重点を置き、第二外国語としてスペイン語やフランス語の習得もできるようにしています。英語については、先生方も担当する教科とは関係なく、コミュニケーションの道具として普通に使いこなせるようです。そのため町を訪問した子どもたちも、日常会話として英語を使うことができていました。ちなみに、今回訪問のこどもたちの半数以上が、日本に来た経験がありました。

松川中央小学校でのひととき

今回、4年生7名、5年生4名、6年生6名、先生2名 計19名の上海金瑞学校の皆さんが来校

<7月9日(火)> 6年生と音楽発表交流 スライドを使って6年生が中央小について発表、4,5年生と給食

北沢町長、溝上教育長も出席しての歓迎会。最初は少し緊張気味の子どもたちでしたが、プレゼンを見ながら歓声をあげたり、質問の手があがったりと和やかな雰囲気に変わっていきました。

<7月10日(水)>書道体験 松川町晴虹(せいこう)書道教室の平松優美先生のご指導で、「七夕の花」を毛筆習字で書き、うちわや短冊に願いごとを書きました。中央小7名、松川中3名、金瑞学校17名参加。中央小のコンピューター室を使って、楽しく毛筆習字に取り組みました。