教科指導

 「自らの考えを表現できる生徒の育成 〜松中スタンダードを活用した授業実践を通して〜」 をめざして各教科で研究、実践を行っています。
また、生徒が授業に臨む際に大切にしていることとして、『学習の五原則』(下記の@〜D)があります。

@ 挨拶、返事は大きな声で  Aチャイム前に準備・着席  B忘れ物をしない C腰骨を立てて聞く D自己開示と傾聴

以下、各教科の指導の重点を紹介します。

 

国語

○基礎基本の定着とともに、表現力に重点を置いた授業に取り組みます。
○読書指導を適宜行い、読むことの楽しさを味わうと共に、読解力、語彙力を養います。
◯自分の力を伸ばす授業と評価を取り入れた授業実践をめざします。

社会

○社会科的事象の因果関係を、必要な資料を選択し、それをもとに多角的に考察したり、級友の追究を取り入れたりしていくことをめざします。
○直面した資料から課題を把握し、共通課題として設定し、必要な資料や社会的事象を用いて追究していきます。
◯身近な地域にある素材の発掘と教材化。多角的・多面的な思考・判断が可能な教材の発掘を行います。

数学

○根拠を明確にしながら、筋道立てた説明をするために「かく」活動を積み重ねる。準備のない状態で説明することは難しい。そのため、まずは「かく」活動を通して、自分の考えを整理したり、根拠を明確にしたりする。
○自分自身でまとめたものを基に、根拠を明確にしながら、筋道立てた説明を友と伝え合う活動を行います。

理科

○事象との出会いや体験を位置づけ、生徒の驚きや疑問を語る場を設定し、驚きや疑問を焦点化して授業を進めます。
○実験操作の提示や、実験場面の振り返り、生徒の学習カードの提示、デジタル教科書の使用等でICT機器を有効的に活用していきます。

音楽

○歌う楽しさを実感し、追究すべき課題を明らかにします。
○表現活動では友と学び合う時間を大切にします。
◯鑑賞活動では、知覚と感受の一体化を図れる学習をします。

美術

○表現への願いや、思いを持った主体的な追究ができる学習をめざします。
○その子らしい表現を引き出すための、個に応じた手立てを工夫した学習をめざします。
◯表現力や鑑賞の能力の高まりを認め合い、創造の喜びを味わえる学習をめざします

技術 家庭科

○自分の力を伸ばす喜びを持てる学習をめざし、自分の生活を関わる問題として、興味関心を持つこと、自分の伸びを自覚することができる学習をめざします。
○地域教材や、地域の講師を有効に取り入れた授業実践をめざします。

保健体育

○生徒自らが課題を持って、意欲的に取り組める授業をめざします。
○教具、教材を工夫し、その活用を通して、自らの課題を解決していく授業をめざします。
◯基礎体力と基礎的な身のこなしの向上を大切に考え、体づくりの運動や基本のドリルなどをウォーミングアップに継続的に取り入れます。

英語

○基礎的基本的な内容の定着のために、副教材やe-ライブラリを効果的に利用した復習やドリル学習を取り入れます。
○音で表現する活動を大事にし、各学年で単元を決めて、音読テスト、対話テストを行いま。
◯自分の考えや気持ちを英語で表現する場の設定を行います。

道徳

○本校の学校目標「自ら考え、正しく判断し、行動できる生徒」の具現化のために、道徳の時間を中心としながら、学級活動、生徒会活動、学校行事、清掃、総合的な学習の時間との関連指導としての道徳教育の充実を図ります。
○道徳の時間は生徒の実態にあった観点で指導するため、年間計画を参考に学年会で検討し、実施します。

総合的な学習の時間

○地域に関わる学習に取り組み、地域を担える人材を育成できる教育に取り組みます。
○自分のキャリアを積み重ね、将来への展望を持てる教育に取り組みます。
◯1学年は福祉学習、2学年は職場体験学習、3学年は農業体験学習や平和学習などを計画し、文化祭での発表などの活動を行います。

  てらこや松中

 松川町教育委員会では、基本方針「確かな学力の伸長」の一環として、毎週水曜日の放課後の「水曜てらこや」、夏休み中に「てらこや松中 夏」と保護者懇談会中の「てらこや松中 冬」を開講し、数学と英語の学習支援を実施しています。この事業は、地域の多様な経験を有する方々を講師にお迎えし、「子どもたちには学ぶ喜びを、地域の方々にはやりがいや子どもとつながる喜びを」との願いから生まれました。
「勉強のわからないことをわかるようにしたい」、「苦手な分野をなくしたい」、「もっと深く勉強してみたい」、そんな生徒の願いに応えられるよう、ひとりひとりのつまずきや学ぶ意欲に応じたきめ細かな指導を行ってまいります。 放課後や長期休業で各学年の教室を使い、学習しています。

 

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